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高齢者ドライバー事故に関しては小泉時代から

予想出来ていたんだけどねェ…(´・ω・`)=3

                    2016年11月28日
最近、高齢者タクシードライバーの事故ニュースが頻繁に取り沙汰されている…

俺からしてみるとこの手の現象は今に始まったことではない。
何故なら俺がブラック就労時代に所属していた夜間代行業界でも高齢者ドライバーが溢れていた。

当時、小泉政権時代から規制緩和によるタクシー業の拡大や代行業者の乱立により価格バランスが一気に崩れて行った背景もあり、事業者(経営者)は如何に人件費を安く叩くかしか考えていない一番酷い時だったわ。

特に代行業はどちらか片方が2種免許があればOKで代行中に後ろの車両は付いて来るだけでも最悪業務になる為にマジでド素人の老人さえ使っていた現状だった。

だから年金受給者の安易な『月に5万もあればエエんじゃ』的な人と組むとその日の業務はマジで大変だった。

何故かと言えば…

道を覚えない。
メーター入れ忘れる。
客を覚えない。
道に迷う。
代行中にはぐれる。
無線を聴き取れない。
そして事故を頻繁に起す。

といった具合だ…とにかく手が掛かる。(;´-ω-`)=3

更にこの規制緩和前後から2種運転免許が自動車学校で安易に取得出来るようにもなった事も要因にある。

コレ以前にも自動車学校は既に受講者は[ お客さん ]でしかなく、とにかく免許を取らせる事が非常に安易的になっていた。
実際にコテコテの規制時代に2種を取得したドライバーさんの経験談を訊くとその取得への道は結構ハードなんだよ。

まぁ、そんな経緯もあってタクシードライバーや代行ドライバーという業種はマジで平均年齢が高い。
俺が所属していたトコも平均年齢が50代後半だったわ。

更に必須すべき点は所属している専業ドライバー(レギュラーと言われる)はタクシーなら社会保険があるが代行であれば殆どが国保すら払えない人達が殆どで、不健康の極みの状態。

だから結構ガンになり易いんだ。
俺の周囲には3人も他界した。
1人は肺ガンで2人は大腸ガン。しかもかなりの痛みを抱えるまで病院に行かず結局、医者に掛かった時は手の施しようが無いといった状態で1年足らずでお亡くなりになるパターン。

その殆どの理由は[ 金が無いから病院へ行けない ]という悲しい現実だ。
タクシードライバー等は社会保険があるからまだ良いが社会保険料を給料から引くとなると手取り等は訊くも恐ろしい金額だ。

規制があった時代で且つ、バブル絶頂期の頃はタクシードライバーという業種は花形の職業だった。

特に実務経験を積んだドライバーは個人タクシーで良い時を味わったと色々古参(引退された方)の方に訊いた事がある。
当時はヘタな会社の課長クラス以上に稼いでいる人はザラに居たそうだ。

何せチップだけでサラリーマンの給料クラスになる時代だったらしい。

しかし、今現在は超を越して最悪な賃金レベルの業種の一角を担っている現状だ。
だから若い人が専業でドライバーをしていたら基本的にそいつはチョットばかりクセのあるタイプと思って良いだろう。

何故なら上記の理由から[ 何らかの理由でその業種に携わらなければならなくなった ]という事だから…。
もしもガチで[ その業種をやりたくてその道を志した ]という人間が存在したならある意味、国宝級の人材だろう。

それだけタクシーや代行業のドライバーはお金にもならないし、身体は壊し易いし、オマケに事故と隣り合わせのリスキーな業種なのよ。

最悪事故なんぞ起こそうものなら、ちゃんとした会社なら良いのだが完全にブラッキーな会社ならもう給料からの縛りで抜け出せなくなるという地獄のフルコースが待っている。

会社側はどちらに転んでも儲かる仕組みになっているけどな。
                     (#゚д゚) 、ペッ

高齢者が多いドライバー稼業は 命を削る業種。その裏側とは?
高齢者ドライバーにありがちなパターンを知っておくと良い。

実は定年退職をされて2種免許を取得する人が増えている。
そしてタクシー会社や代行業者の門を叩く高齢者が多い。

その中の数割かは介護をされているドライバーの方が実際にいるんだよ。
何故、ドライバーになるかと言えば夜間に勤務出来るからだ。
昼間は介護者の面倒を見るというパターン。

夫婦であれば昼間は妻がパートに行っている間は夫が介護をし、夜になれば夫が夜間ドライバーをして妻が介護をするという世知辛い状態だ。

だから嫌でも数年越しで身体が変調をきたして来る。
一番多いパターンが心労による睡眠障害だ。

その次にストレスによる心肺機能の病気。
俺の周囲には結構そんな不整脈を患っている方はいたし、俺自体も不整脈を患った(俺の場合は自営廃業によるストレス)ので、あの苦しさはマジでよく解る。

そしてドライバー業に属す人は生活サイクルがコントロール出来ていないとスグに自律神経が狂ってくるので定期的な通便サイクルも平行して狂ってくる為に便秘気味の人は結構多い。

だから昔から[ ワッパ持ち(←ドライバー業の事)は痔持ちが多い ]と言われるのはこの為だ。

このドライバー業を1度でも経験していない人は『帰宅した時にちゃんと寝ればいいじゃん』って簡単に言う人はいると思うがコレは三勤交代制や夜間勤務をした事がない者が吐く言葉だとスグに解る。

実際に半年〜1年してみると社会基準での昼夜の逆転現象で身体のサイクルが如何に睡眠障害を招くのかという事実を知らないからだ。

若い時の遊びに夢中になり睡眠を削るとはワケが違う。
好きでもないストレス塗れの過酷な業種を追い込まれてする上、家庭の諸事情でその業務をせざるを得ない状況…しかも還暦クラスがするとなるともうね…生き地獄。

まして一向に先が見えない経済状況で介護まで付くとなると…そりゃ心身共に参るわ。

昔、長距離ドライバーがかなりの過酷な長時間労働で過労死した事例は多数あるけど、タクシードライバーや代行ドライバーでも過労死は起こりうるものだ。

何故なら経済事情の裏側や、高齢者の身体状態も含めるとこの様な事は今後も続くと思われる。

国は年金関連の財源が全く不透明な事で今後は定年基準を60歳以上へ徐々に引き上げるだろうが実際の所、国に依存していては[ 死ぬまで働く ]という現象はリアルに描けるだろう。

実際にはバスドライバーやタクシードライバー、そして代行運転手は半分以上は高齢者の現状を見れば細かく言わなくても解るだろう。

ちなみに物流や貨物業者は高齢者を雇わないからあしからず。
まず仕事にならん。超重労働でキツイからな。

[ 還暦定年→明るいセカンドライフ ]はもう過去の時代。
コレの象徴が今回の事件の背景だと俺は経験上で観ている。

以下も参考資料になるので興味があれば読んで見ると良い。
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